河合神社から糺の森そして下鴨神社・上賀茂神社

今回は河合神社・下鴨神社・上賀茂神社までを紹介したいと思います。

建築を中心に紹介したいところですが、神社の本殿は基本写真撮影が禁止なので、説明しづらいこともあり、この記事は写真で雰囲気を楽しんでもらおうと思います。

順番としては、河合神社→糺の森→下鴨神社→上賀茂神社となります。

河合神社に行く前に旧三井下鴨別邸があります。すぐ近くなので、下鴨別邸に立ち寄ってから河合神社に行くのもいいかも。

旧三井家下賀茂別邸

 

河合神社

河合神社は下鴨神社の少し南側にある下鴨神社の摂社です。場所は京阪電車出町柳駅より徒歩約10分ほどのところにあります。

 

玉依姫命(神武天皇の母上)が祭られていることから女性守護の神社として人気があります。この日も女性の方がたくさんおられました。

三大随筆家のひとりである鴨長明と関係が深く、鴨長明が50歳の時に引退し、放浪している間に作ったといわれる方丈があります。

鴨長明の方丈

この方丈は広さが一丈(約3m)四方となっていることから、方丈となずけられています。

移動しながらこの方丈も持っていくために組み立て式となっています。現代でもモバイル住宅というものがありますが、約800年も前にモバイル住宅を作っていたとは驚きです。

神社の入り口の門をよこからよこから見る

河合神社はとても雰囲気のいい場所でした。7月の暑い日でも森の中にあるため、比較的涼しく感じます。

入口の前にある手水舎

この手水舎もいい感じでした。苔の生え具合がたまりません。

楽屋紅葉

河合神社の本殿の写真はありませんが、本殿は三間社流造り(ながれつくり)となっています。この形式は上加茂、下鴨も同じです。

境内の西側にある六社(6つの社が連なった社)も流造りになっています。本殿は写真を撮影できないので、流造りの形状は末社などでも確認できます。

糺の森

糺の森は下鴨神社に広がる原生林です。

河合神社から下鴨神社に行くときにここを通っていくととても気持ちが良かったです。

糺の森

糺の森にて遷宮したての社

この日はみたらし祭りが下加茂神社で行われていて、糺の森もけっこうな賑わいでした。

糺の森にも露店がでていて、お祭りの雰囲気があり、静寂の中にも活気がありました。

 

下鴨神社

河合神社から糺の森を北に行くと下鴨神社があります。

下鴨神社は通称で正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)といいます。上賀茂神社から分けられて下鴨神社ができました。

式年遷宮

元享二年(1322)頃まで、下鴨神社の式年遷宮は二十一年ごとに行われていたようですが、現在ではその周期では遷宮をしていないそうです。

京の夏の旅

今回は京の夏の旅という企画で本殿を特別に拝観させていただきました。

この時、時間がなくあまり説明できる写真がないですが、さらっと写真を載せておきます。

下鴨神社 鳥居

楼門

楼門の軒

神社の楼門は建築の様式でいうと、和様(わよう)となります。仏教建築の様式が神社にも使われています。神仏習合がこの門から感じられます。

本殿への入り口

水ごしらえ場 盤座

本殿の参拝が終わると、本殿の裏手を案内していただきました。なかなか興味深いものがたくさんありました。

ここも時間がなかったので、説明できることがありませんが、雰囲気をお楽しみください。

馬車? 豪華な装飾に圧倒される車輪の細工

竹垣

上賀茂神社

上賀茂神社は下賀茂神社からタクシーで約15分くらいの場所にあります。下鴨神社からは結構離れているので、今回はタクシーを利用しました。

上賀茂神社も下鴨と同じく通称で、正式には賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)といいます。

上賀茂神社の式年遷宮

上賀茂神社の式年遷宮は特に年月は決まっていなかったようです。壊れたら、遷宮するという感じだったようです。

現在の本殿、権殿は国宝に指定されているので、屋根の葺き替えをもって遷宮としています。

上賀茂神社の歴史

上賀茂神社の歴史は古く、文武二年(698)に歴史に出てきます。

賀茂の祭りが盛大に行われていたようで、祭りに制限がかけられるほど盛大だったそうです。

祭りの隆盛は中央の干渉を招くほどになり、中央の宗教政策により、天平時代に二分され、上賀茂と下鴨に分けられました。

平安遷都後、皇室が賀茂社の祭祀権を握るようになり、さらに発展していきました。

上加茂神社の境内

この長い参道で競馬が行われていたそうです。

 

 

土屋

橋殿 川を跨ぐようにかかっている

橋殿

川から橋殿を見る

楽屋

細殿

盛砂は山を模しているそうです。左側の盛砂の上に松の葉が三本、右側の盛砂には松の葉が二本載せられています。

楼門

下鴨と同じく和様の楼門です。同じく朱色に塗られていますが、下鴨と色が違います。どちらかというとオレンジ色です。

この色は特別な色だそうです。

三間社流造り

本殿の模型

今回上賀茂神社も京の夏の旅の企画の一環で、本殿をまじかで参拝させていただきました。

本殿の写真は撮影禁止ですが、出口に本殿の模型があったので、載せておきます。これは撮影OKみたいです。

これが三間社流造りとなります。

全国で重要文化財に指定されている本殿の約55%が、この流造りになっている、大変人気の様式です。

さいごに

とりとめもなく写真を載せていますが、雰囲気は感じ取っていただけたでしょうか。また次回、上賀茂、下鴨に行く機会があれば、じっくり見て、情報を集めようと思います。

上賀茂神社の周辺は雰囲気がいいところが多いので、本殿の参拝だけでなく、周辺を散策してみるのもいいかもしれません。

河合神社から、上賀茂神社まで1日で見ようとするとけっこうタイトなスケジュールになると思います。日にちを分けて行かれたほうがいいかもしれません。

下鴨神社の近くに旧三井下鴨別邸があるので、そちらもおすすめです。

旧三井家下賀茂別邸

周辺の雰囲気